2012年 11月 30日
在来作物って言葉が、何を意味し、何を指し、どんな物があるのかまるで知らなかった私。 遊びに行くブログには素人さんが家庭菜園を嬉々となさっていて、その努力や原動力に感心しているのだが・・・・・ 代々” ある作物 ”を作り続け世代を超えて受け継がれている「生きた文化財」のドキュメント映画を観てきた。 この年になるまで、この映画を観るまで、マルッキリ知らない世界がそこにはあった。 手間を惜しまず種(たね)を大事に守る農家の人たち。 彼らの笑顔と心意気を思いっきり満喫できた映画だった。 「藤沢カブ」という蕪は衰退の林業と手を携え ”焼畑” で作られる。その焼畑も単純に火を懸け山を燃やすのでは無く、燃やした跡に無菌の畑が生まれ、農薬なしの蕪が育つ。で、蕪の後は杉の苗木を植え山を再生するのだ。膨大な未来思考がなければ出来ない作業で・・・・手短な短期の周期を望む現代のサイクルじゃ考えられない壮大な労力に完全に脱帽した。 よみがえりのレシピ リンクをご覧になってください。何故って以前アップした遺伝子組み換え問題がよぎるからで、これから選挙でTPP問題が大問題で・・・・・在来種を守っている方々の何代にも渡る努力に危機が迫っていると切に思ったからだ。 TPPで在来種のトウモロコシが全滅にさらされているメキシコ。メキシコの主食がモンサント社の遺伝子組み換えで消えているのだ。種が採れない植物の恐ろしさを思いだして欲しい。 選挙の時も思い出してネ。
by kumykokona
| 2012-11-30 11:27
| 趣味 ”映画鑑賞”
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